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留袖の豆知識

留袖の豆知識

着物の基礎知識(各部の名称と洋服サイズの参考例)

洋服サイズ 7号 9号 11号 13号 15号
バスト 80 83 86 89 92
ウェスト 61 64 67 70 73
ヒップ 89 91 93 95 97
着物サイズ 普通 普通 普通 大きい 大きい

シーン別着物の選び方

以下に、正式な祝儀の席にふさわしい着物についてまとめました。
分かりにくい事などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

黒留袖

黒留袖は既婚女性の第一礼装として格調の高い物です。結婚式で新郎新婦の母または親戚が着用致します。正式な祝儀の席に最もふさわしい着物です。この着物には必ず染め抜き日向五つ紋が付いています。

色留袖

色留袖は友人・知人として結婚式披露宴に招かれた時や叙勲の際など、正式なお祝いの場に着用できる色地の着物です。その華やかな地色と格調高い雰囲気を生かして、略礼装や社交着として用いる事も出来ます。

訪問着

訪問着は色留袖に次ぐ格の着物です。結婚式(友人・知人)、入園式、入学式、クラス 会、七五三、お見合い、お茶会等に参加する際に着用いたします。訪問着はミス・ミセスの区別なく着用できる絵羽模様の着物で社交着として多く用いられる様になりました。

着崩れを防ぐ立ち居振る舞い

黒・色留袖、訪問着を着用した際に着崩れを防ぐ立ち振る舞いをご案内いたします。

着物を着て歩く

裾を乱さない方法は、背筋を伸ばし、少し小またで足をまっすぐ動かす事です。ハンドバック等の荷物は左手で持ち、右手は上前に添えて、上前の裾がひらひらと乱れる事を防ぎます。

階段の上り下り

着物の裾が階段に触れたり、足を上げると、どうしても裾が開きますので、階段を上がる時は、右手で上前を少し持ち上げるようにして、やや斜めに上ると歩き易くなります。ハンドバック等の荷物は左手で持ち、出来るだけ動かさないようにしてください。

車の乗り降り

乗り込む際は、上前を右手で軽く持ち上げながら腰から座り降りしますと、片足だけ上げたりすることもなく、裾が乱れにくく、見た目にも美しく見えます。お太鼓や帯の結びをくずさない様、車のシートに深く腰を掛けない様に注意してください。

軽い着崩れを直す方法

おはしよりが帯の中に入っている場合はバランス良く下げます。
お太鼓がつぶれている場合は、太鼓の中に手を入れて軽く持ち上げてください。
帯が下がっている時は、補正の不足と締め方がゆるいと考えられます。
着物の裾が広がる場合、帯の下に下前をしっかり上げて(入れて)ください。
後衿が頭の方にかぶさってきた場合、抜き衿が不十分で衿を前に引き過ぎています。後衿を引いてください。